本気で顔のてかり、皮脂を治すためのブログ

~はじめに~

同じような悩みを持った方がいれば、少しでも力になれればと思い書くことを決意しました。当ブログでは些細なことからも改善のヒントになるかもしれないといった考えから、情報量は多く、文字数も多くなるかと思いますのでご了承の程お願いいたします。

 ~著者の状態~

はじめまして。ケテケテです。年齢は現在20代前半です。

私の場合は、高校に入学してから顔の皮脂てかりの悩みが顕著に現れました。体質としては汗かき、ニキビは出来にくい、ところどころ乾燥肌だが鼻を中心とした顔が油田のように油まみれになってしまう、といったものでした。これまでの肌状態をざっくりと時系列で書きます。

  • 高校入学まで~ ➡ 乾燥以外の肌悩みもなく、異性から肌がきれいと褒められることがあった。
  • 高校一年生の頃 ➡ ハリのある肌がテカテカしているような状態。
  • 高校二年生の頃 ➡ ハリのある肌がテカテカしているような状態。鼻の毛穴が気になり始める。
  • 高校三年生の頃 ➡ キメが整っていなく、テカっているが潤いがない状態。毛穴の黒ずみが多発。

といった感じでした高校二年生になってからはばれない程度にベビーパウダーを顔にはたき、登校していました。少しの間だけテカリはましになりましたが、すぐにてかてかになり、人の目がずっと気になっていました。 本ブログでは根本的解決を目指した男の戦いを記録します。

 ~これまでに試したこと~

このサイトにたどり着くまでに既に試されているであろうものから、手が出しにくいものまで記載していきます。悩みの原因の特定が改善に繋がると思うので、色々な検証をしました。

 

■保湿の徹底

「皮脂」「顔てかり」などでインターネット検索すると出てくるサイトに必ずと言っていいほど書かれていることですね。私の場合は一年を通して、保湿を朝だけ行う、夜だけ行う、朝昼両方行う、といった形で実験的に保湿を徹底していました。また、保湿方法を三種類試しました。

1,肌断食と呼ばれる、保湿をワセリンだけで行う方法。2,乳液と化粧水と保湿クリームで保湿を行う方法。3,乳液と化粧水で保湿を行う方法。

これら全てを試した結果ですが、もちろん治る訳もなく、まあ当然治らないだろうなと感じました。そもそもこれで治っていれば悩んではいないからです。

 

洗顔の見直し

こちらも同じく、インターネットでよく見る方法です。物の試しということで、洗顔料を洗浄力が高いものから低いものまでを購入し、肌をこすらず優しく洗顔をしていました。清潔にしたネットで泡立てて洗顔する方法、手で泡立てた泡で洗顔する方法、両方試しました。朝だけ洗顔、夜だけ洗顔、朝昼両方洗顔、全て試しました。色々試した所感ですが、洗顔自体で皮脂てかりの改善は難しいといった感じです。もちろん洗顔をすることで菌やほこりなどを取り除き、悪化は防げるかと思います。しかし洗顔自体が根本的な改善には繋がらないことは再認識できました。ただし、鼻の黒ずみや角栓の除去には、洗顔の見直しが有効であることがありました(改善したり、再発したり)。

 

■化粧をやめる

私は高校入学時に、皮脂分泌が盛んになってからは恥ずかしくてマスクをずっとつけていました。高校二年生になってからはさすがに顔をずっと隠しておくこともできなかったので、ばれない程度に顔にベビーパウダーをはたいて登校していました。もちろんすぐに顔はてかてかになってしまいましたが、何もしないよりかはかなりましだったので毎日ベビーパウダーをはたいていました。毛穴がつまる原因にもなっていたので高校三年生になるときに使用をやめました。化粧をする前から皮脂分泌がすごかったのでもちろんこれで治ったわけではないですが、悪化する要因を少しでも多く取り除くための決断です。人によっては化粧に使用されている製品に含まれるグリセリンといった成分が、皮脂分泌過多の原因になっている方もいるようなので興味があれば調べて見てください。

 

■ビタミンB6の服用

ある方のブログでビタミンB6(活性化)が皮脂分泌に効果が期待できるといったことを知り、ビタミンB6が含まれるサプリメントの長期服用を試しました。ざっくりとした仕組みとしては、ビタミンB6が体の油脂調節を行うのに必要であり、不足することで油脂調節ができなくなり、皮脂分泌に繋がることがある、というものです。結果は目に見えた効果はありませんでした。私の場合はビタミンB6が皮脂分泌過多に関係していない可能性が高いということがわかりました。

 

■食事、生活習慣の見直し

またまた同じく、インターネットでよく見る方法です。もちろん食事を変えたり、運動をしたり、睡眠をしっかりとったりしてももちろん改善はありませんでした。特に触れる必要性がないと思ったので、内容は省略させていただきます。

 

■光治療

こちらは皮膚科やクリニックで受けることができる治療になります。はじめに、クリアタッチSという機械での光治療を受けました。こちらは定期的に利用するタイプのもので、肌にライトを当てるニキビ治療になります。何故こちらを受けたかというと、治療効果の中に皮脂分泌が抑えられる、といったものがあったからです。実際に3クール数か月間利用してみましたが、私には目に見えた効果はありませんでした

あとはPDTという難治性ニキビ治療も受けました。こちらも皮脂分泌効果がある治療で、顔に薬を塗って数時間後に光治療を受けるものでした。この治療は当日中、日焼厳禁のため帰りに日焼け止めを塗って帰りました。効果としては皮脂が抑えられているような気がしましたが、二日後に口の周りを除く顔面全てが真っ赤に腫れあがり、それが治ってからは皮脂がすぐにでるようになってしまいました。この治療は私には合いませんでしたが、結果に繋がるかは置いておくと、効果自体は高そうと感じました。

 

脂漏性皮膚炎の治療方法の実践

顔の皮脂分泌過多で、皮膚科に相談に行った際に、脂漏性皮膚炎である可能性を示唆されました。脂漏性皮膚炎とはざっくりいうと、読んで字のごとくの炎症です(笑)。治療には原因となる菌を抑える、もったりとしたクリームタイプの薬を患部に塗ることになります。一年を通してこの方法を試しましたが、皮脂分泌には効果がありませんでした。もしかすると私の症状は脂漏性皮膚炎ではなかったのかもしれません。

 

■ホルモン療法

結論からいうと効果がありました。私の場合は高校に入学した頃にホルモンバランスの分泌量が変わり、その効果を顕著に受ける体質だったのかと今では思います。しかし重大な副作用があったため途中で断念しました。一生背負う副作用もあるので、個人での判断で行うことは本当におすすめできません。この療法の仕組みをざっくりいうと、男性女性両方が分泌する、テストステロンという男性ホルモンがあります。そのホルモンがジヒドロテストステロンというものに変わることで、皮脂の分泌が盛んになります。私は、男性ホルモンを抑える薬を海外から個人輸入し、服用していました。抗男性ホルモンは使用してから2週間ほどで効果が表れ始めました。体感した効果としては少しだけ皮脂分泌がましになる、性的興奮を感じることが少なくなる、体毛の伸びが遅くなる、といった感じです。基本は一日一錠を飲むのですが、私の場合は皮脂分泌がましになったことに感動し、一日二錠に増やし、最終的に三錠の服用を開始しました。しばらくして、食後も顔がさらさらで、顔つきも少し中性的になったといわれました。しかし、副作用として乳房がでっぱり、汗をかなりかきやすくなりました。乳房のでっぱりは女性ホルモンが優位になったことにより成長してしまったものかと思われます。ちなみにホルモン療法をやめた今でも少しでっぱっています。汗をかきやすくなった理由は恐らく更年期障害による症状である可能性が高いです(笑)。男性である体から男性ホルモンが不足したため、一時的に更年期障害となり、ホットフラッシュという症状が起こる体質になってしまったのかと思います。この体質も未だに変わりません。ジヒドロテストステロンの分泌を抑える薬も試しましたが、同じく副作用が大きかったため使用を断念しました。なので私の悩みにはホルモンとホルモン受容体が大きく関係しているということに気づきましたが、副作用の悪化が怖いので他の改善策を引きつづき模索することになります。

 

■アキュテインの服用

アキュテインとは難治性ニキビ治療用の内服の薬です。服用時に子供ができると奇形児になってしまうリスクなど大きい問題を抱えているため、日本では認可されていません。そのほかにも紙の毛が抜ける、シミができやすくなる、など沢山の副作用があると言われています。現在アキュテインを服用しています。海外から個人輸入して使用してみて体感した効果ですが、使用中の現在では皮脂の分泌が驚くほど抑えられています。保湿をおろそかにして頬を少しこすると、粉を吹くくらい皮脂の分泌が抑えられています。その他は唇が乾燥して端が少し切れました。現在コロナウイルスが流行っており、マスクの着用必須のため日焼け止めは塗れていません。シミは現在できていませんが、もしかすると今後できるかもしれません。インターネットで検索すると、アキュテインは1クール6~9か月とされており、ニキビが治れば使用を中断するようです。使用を中断すると皮脂分泌が戻ってくることがあるそうですが、私は使用中断後、皮脂分泌過多が再発すれば、使用を再開し1クール終えてまた様子を見る予定です。もちろんこのブログに書いていること以外にも副作用のリスクは十分にありますので実際に多くのサイトを見てみることをおすすめします。

 

 ~統括~

私は生きる上で、顔がテカテカなのが一番つらかったので、副作用などに構わずトライアンドエラーの精神で色々と試してきました。ここに書かれていないことも沢山試しました。その結果多くの費用と時間を費やしてきましたし、これから背負っていく副作用があります。現在も完全に治ったかはまだ分かりません。このブログ内では副作用やリスクのある方法も多く記載しておりますので、そこにご注意頂ければ幸いです。私と同じ悩みを持つ方がいれば少しでも早く、後悔のない人生を送れることを願っております。